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NAS(ネットワークディスク)が故障!中身のデータを救出できるかもしれない方法

更新日 : 2024/08/11

簡単にローカルネットワーク上にデータ置き場所、サーバーを構築できるNAS。バッファローやIODATA等から発売されているのですが、いかんせんこいつが壊れやすい。 いままで何代あの世に旅立ったことか。。。 HDDドライブ自体が壊れるのはどうしようもないのですが、大体は、制御基板かファームウェア関係の不具合です。 この場合は、HDD自体の壊れではなくデータは中に残っているので、うまく取り出せる可能性はかなり大です。 わたしはかれこれ2台救出しております。 それではその方法を簡単でありますが、備忘録としてここに残します。

方法の概略と準備方法としては、

1.NASを分解しHDDを取り出します。そしてこれをHDDケース等に入れて、USB等でPCに直結できるようにします。

2.HDDのフォーマットは、WindowsやMacで読み込めないフォーマットなので、NASのフォーマットが読み込めるリナックス系OS:ubuntuを用意し読み出します。

そして、データをMacもしくはWindowsで読めるデバイスにコピーするのです。

準備と実行

1.PCにHDDを直結するための「HDDケース」か「SATA-USB変換ケーブル」を用意してください。

2.データを開くためのubuntuが起動するPCを準備します。といっても新たに購入するする必要はなく、今使っているPC(WindowsでもMacでもOK)にお試しインストールができます。

ただし、お試しインストールには起動用の「USBストレージ」が必要です。16GB以上のUSBストレージを用意してください。8GBでもかまいませんが余裕をもったほうがいいと思います。(数百円の差ですし)

3.ubuntuの起動用USBストレージを作ります。といってもデータをダウンロードして専用ソフトでフォーマットするだけです。

4.救出したデータを保管する為に、正常に動くNASを用意する必要があります。

NASじゃなくても良いような気はしますが、直接ubuntuからWindowsやMacと共有するためにはSMBをインストールしなければなりません。

インストールすればいいじゃないかとおもいますが、お試しubuntuを終了するたびにやりなおしする必要があってちょいと面倒なので、手っ取り早いNASに保存します。

お試しインストールじゃなくて、ちゃんとフルインストールしてLinuxPCを使う場合は、この限りではありません。

ちなみにNASが用意できない場合は、インターネット上のクラウドサービスにコピーしてもOKです。

まとめ

データを退避できるHDDを常備しておくと何かと便利です
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