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新電力とは?仕組み・疑問・不安を分かりやすく端的に完全ガイド!

更新日 : 2024/04/11
電気のイメージ

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2016年4月から、「電力自由化」がはじまりました。

電力会社を自由に選べるようになって、安い電力会社にすることで、簡単に節約することができるようになったのですが、停電するんじゃないか?とか、倒産したらどうなる?賃貸でもいいのか?スマートメーターって?など

新電力会社乗り換えの疑問を解決してみました。

新電力会社は停電しないのか?

そこでまず一番の心配になるのが、新電力会社に安定した電力供給ができるのか?
停電にならないのか?と言うことだと思います。

ズバリ!電力の送電は、これまで通りの地域の大手電力会社(東京電力や関西電力等)が行うので心配は無用です。

新電力会社は生産や販売だけを行います。万が一新電力会社の倒産やトラブルで供給ができなくなっても、滞りなく大手電力会社がバックアップするように法律で決まっているので心配無用です。

送電イメージ

電力自由化とは?

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そもそも「電力自由化」とはなんなのでしょう?

「電力自由化」は2016年4月からはじまりました。

それまでは、住んでる地域の大手電力会社からしか、電気を購入することができませんでしたが、規制緩和によって自由に気に入った新電力会社と契約することができるようになりました。

分かりやすく例をあげると、
これまで九州に住んでる人は、選択の余地はなく「九州電力」としか契約できなかったのですが、
日本中に数多くある新電力会社の中から、自分の好きな電力会社と契約できるようになったのです。

これは、発電する会社と送電する会社を分離して、送電はこれまでどおりの地域の大手の電力会社が担って、発電部分を、自由に会社を選ぶことができるようになったのです。

新電力(小売電気事業者)の特徴

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新電力(PPS 小売電気事業者)には、地方自治体を始め、多種多様な事業者が参入しています。

ガソリンやガス販売、ネットや携帯電話等の通信会社が代表格で、セット割りやポイント還元等いろいろな特典を用意して事業展開しています。

電力会社イメージ

料金が安いだけではなくて、原発を使わないクリーンなエネルギーを供給してる会社等、自分の好みの事業者を選ぶことができます。

新電力会社との乗り換え手続き

実際の契約は「面倒くさそうだ」と思うかもしれませんが、実際は簡単で「Web」から申し込みをするだけで契約完了です。

現在契約中の電力会社との解約手続きも新しく契約する電力会社行ってくれるので連絡必要もありません。

停電はしないのか?

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送電はこれまで通りのなので、特に心配はいりません。

万が一、新電力会社の発電量が低下しても、地域の電力会社が不足分をバックアップするようなシステムになっているので、停電や不安定な供給を心配する必要はありません。

賃貸のマンション・アパートでも契約できるのか?

特に問題なく契約することができます。

ただし、マンション等で管理組合がまとめて契約をしている場合は、お住まいのマンションの管理組合に相談する必要があります。

契約中の新電力会社が倒産したらどうなる?

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契約中の新電力会社が倒産しても、自宅の電気が止まることはありません。

セーフティーネットとして、地域の電力会社が最終的に電力を供給することが国によって義務づけられています。
また、この際の料金は、地域の電力会社の設定している標準的な料金メニューが経過措置として適用されます。

電気は現代社会に於て重要なライフラインなので、国も滞りなく供給されるような対策をたてています。

地域の大手電力会社にもどれます。

契約中の新電力会社の倒産後は、またもとの従来通りの地域の電力会社にもどすことができるので心配はいりませんし、事業撤退や倒産などで事業を廃業する場合は、15日前までに通知を出すことが経済産業省から事業者に求められています。

その中には、「以前使用していた地域の電力会社に戻れる」記載をすることになっています。
ただ、他の新電力会社を含め再契約しないで、ほったらかしにしておくと、電気の供給がストップする場合もあるので注意が必要です。

突然の倒産の場合は、地域の電力会社は電気が止まる5日前までに契約者に通知することになっています。

これまでに、「大東エナジーの電力サービス いい部屋でんき」、「日本ロジテック協同組合」が事業撤退、「ピタでん」が倒産をしたのですが、電気が止まるような事態には一切なっていません。

スマートメーターへの交換工事

スマートメーター

WEBからお申し込みが完了すると、利用開始まで手続きが進んでいきます。
特にしなければならないことはありませんが、お住いのメーターが「スマートメーター」に交換されていない場合は、設置作業が必要になります。

設置工事は、「料金無料」で「立ち会い」の必要もないので、特になにもする必要はありません。

※ただし設置に付随する工事において、個別の負担が生じる場合があります。(設置する壁が老朽化で改修必要等)

まとめ

2016年4月以降、電力自由化(発電と送電会社を分ける)によって、自由に安い電力会社を選ぶことができるようになりました。

そこでまず心配になるのは「安かろう悪かろう」で停電するのではないか!?ということだと思います。

しかしながら安い新電力会社が電気を販売しても、実際電気を家庭に届けてくれる送電は、従来からの地域の大手電力会社(東京電力や関西電力等)が行い、
万が一、契約した新電力会社が事業撤退や倒産して電気の販売が困難になったとしても、地域の大手電力会社(東京電力や関西電力等)が滞りなくバックアップするように法律で定められているので安心です。電気の供給がストップことはありません。

また、サービスが気に入らなかったり、あまり節約にならないと感じたら、途中解約違約金を取らない会社が多いので安心して契約・解約することができます。
携帯電話のように最低契約期間内に解約すると違約金を払わされることがないわけです。(一部の新電力会社では必要です) また新電力会社では、自分のライフスタイルや電気使用量にあわせて、色々なプランを選ぶことができるので、より上手に節約しやすくなっています。

まずは、自分の世帯人数やライフスタイル、電気使用量をもとに安くなりそうな新電力会社でシュミレーションをして検討されることをおすすめします。お得ですよ

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