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はじめてのテント宿泊登山!軽量テントおすすめ・定番まとめ。失敗しない登山テント選び

更新日 : 2024/04/16
テント

登山をはじめてしばらくたつと、朝日や夕日を見たり、星を見ながら夕食をしたいと思うのは必然です。

そこで日帰り登山から、テント宿泊にステップアップするのにまず必要なテントはなにを買ったらいいのか!?迷うところだと思います。

ここでははじめてのテン泊におすすめの商品を、ポイントを抑えて紹介したいと思います。

テントの重さ

とりあえずに気になるのが、重さでしょう。
とにかくテン泊は一日分(数日分)の装備を背負って、山を歩くことができる必要があります。

バックパックのサイズだと、30Lクラスから60Lクラスへと大きくなるイメージです。

当然ですが、軽ければ軽いほど、収納サイズが小さければ小さいほど、バックパックも小さくてすみ、体力の消耗を抑えられるので、重さをテント選びのポイントに考える必要があります

テント宿泊時の快適さ

テントにはシングルウォールとダブルウォールがあります。

シングルウォールは、生地が1枚だけです。
生地が1枚なので重量が軽くバックパックのスペースを取らないのが最大のメリットですが、
テント内が結露しやすいのが最大の難点です。

ダブルウォールは、生地が2枚です。
結露に強く快適で主流です。
デメリットはシングルウォールに比べて重いことです。

シングルウォールダブルウォール
重さ○ 軽い✕ 重い
結露
(室内が濡れる)
✕ 結露しやすい○ 結露しにくい

ツエルトについて

ツェルトは、専用ポールもなく簡単に言ってしまえば1枚の布(シングルウォール)です。

非常時のビバークに使うイメージが強く、テントのサブ的なイメージですが、重量はかなり軽いく工夫次第で快適に過ごすことができます。

ちなみにテントのように設営する時は、ポールの代わりにトレッキングポールや立ち木を利用したりします。

非常にコンパクトになるので、バックパックの重量を最大限に減らすには非常に有効です。

おすすめの山岳テント

モンベル ステラリッジ2

  • 定員:2人用 
  • ‎‎42.2 x 15.2 x 12.4 cm
  • 1.58kg
  • 本体とフライシートは別売りです。

モンベルのロングセラー、定番中の定番です。フライシートが傷んだら別売りがあるのでいつまでも活用できます。色に飽きたら別カラーもあります。
旧タイプは、本体のスリーブにポールを差し込む仕組みでしたが、ニュータイプはつり下げ式になっています。
フライシートだけ買う場合は、年式によって装着できない場合があるので、注意して購入してください。

MSR エリクサー1

  • 総重量:2160g
  • ダブルウォール

丈夫で入門者にも扱いやすく、コストパフォーマンスの高いモデルです。

エリクサーは、MSRのバックパッキングテント・シリーズの中では最も居住性が高いモデルです。

2本のポールを2箇所で交差させ、天井部にさらに短いポールを追加することで箱型に近い空間をつくり、快適な居住性を実現しています。

他のモデルよりも厚手の生地を使っているために耐久性が高いのも特徴。

台形の前室は広く使いやすく、インナーテントの天井にはギアポケットも装備。

付属のフットプリントを使用すれば、フライシートとポールのみでの設営も可能です。

出展:アマゾン

MSRエムエスアール  ハバハバ

  • ダブルウォール
  • 定員:1人用 
  • ドア数:1 
  • ガイドコード:4 
  • 収納サイズ:46×10cm
  • ‎216 x 76 x 94 cm;
  • 1.110g

新しいハバハバシールドシリーズのテントは、軽さと居住性を両立したバックパッキングテントのベストセラーです。

メッシュの使用を減らすことにより幅広いシーンにも対応できるテントです。

耐久性ポールは、イーストン社のサイクロンポール。航空機グレードの複合素材で作られたこのポールは弾力性が極めて高く、強風などの力が加わるとその強さに合わせて曲がり、元の形に戻ります。

レインフライとフロアには、エクストリームシールドシステムを採用しています。

この新しいコーティングは、従来の標準的なコーティングと比較して約3 倍長持ちします。

さらに、正確で耐水性が高い縫製によってシームテープをなくし、経年劣化によってシームテープが剥離するトラブルを解消すると同時に軽量化にも貢献しています。

出展:アマゾン

MSR フリーライト 3

  • ダブルウォール
  • 定員:3人
  • ‎総重量:1,560g

自立式のダブルウォールとしては最軽量クラスのテントです。

ハブとスイベルで連結した一体型のポールにより、スムーズな設営が可能。このポールとフロアを立ち上げてデッドスペースをなくしたインナーテントのデザインによって、最低限の重量で十分な居住スペースを確保しています。

インナーテントのキャノピーはマイクロメッシュで、通気性を高めて結露を軽減します。極めて軽いシェルターとして使用できます。

ポールはイーストン社のサイクロンポールを、レインフライとフロアのコーティングをエクストリームシールドシステムにし、耐久性を高めました。

出展:アマゾン

MSR カーボンリフレックス1

  • ダブルウォール
  • ‎総重量:790g

軽量なカーボンポールを使用した非自立式のダブルウォールテントです。

最小限のポールと薄手の生地により、タープのように軽量。軽量化のためにフライシートにはファスナーさえ使わず、入口はベルクロと小さなフックで固定します。

ミニマムなデザインですが、居住性は犠牲にしていません。

インナーテントは通気性が高く開放感のあるマイクロメッシュ。フロアはバスタブのように立ち上げてデッドスペースをなくしています。

別売のフットプリントを使用すれば、フライシートとポールのみでの設営も可能。極めて軽いシェルターとして使用できます。

出展:アマゾン

プロモンテ VL-27

  • 定員:2人
  • ‎総重量:1,490g

登山者にとって背中の荷物は軽いに越したことはありません。特にテント山行は生活道具一式を背負って歩かなければならないからです。

しかし当然ですが自然は手加減などしてくれません。であればどこかで折り合いをつけてオールシーズン使用可能なギリギリまで軽量化したテントが必要になります。

それがVLシリーズです。現在のVLシリーズは1988年に発売したVLシリーズから8代目のテントです。基本コンセプトの変更はありませんが、様々な改良を重ねています。

その改良の最大の目的は「強度を保ちつつ軽量化する!!」ということです。過去のテント修理履歴を見返し、弱点を知り、そこを補強しつつ軽量化をする・・・その繰り返しを30年以上続けてまいりました。

強度を上げようとすれば丈夫な素材を選択したくなりますがそれでは目的と反対の方向に進んでしまいます。年々新しく開発される素材を吟味し、弱点は多少重たくなってでも補強し、逆に必要以上に強度のある場所は軽量化してトータルでテント自体の重量を軽くしています

出展:アマゾン

プロモンテ VB-12Z

  • シングルウォール
  • 定員:2人
  • ‎総重量:1,240g

2021年に発売した2人用シングルウォール前室付テント(VB-22Z)をさらに軽量コンパクトにした完全なソロモデル(VB-12Z)を多くの方からのご要望に応えて新発売します。

基本的な仕様はVB-22Zと同様でサイズのみの変更になります。

前室や入口のメッシュを装備し、前室部分の素材にはVLシリーズで実績のある20Dポリエステルリップストップ(ポリウレタン防水加工)を使用し、入口パネルもVLと同仕様にすることで極力重量を抑えて企画しました。前室以外の3面には東レ(株)と共同開発した独自の3レイヤー(高通気エントラント素材)を使用。トリコット素材を従来の20D→7Dにした事で大幅な軽量化に成功。結露を最大限に抑えることのできる生地で、耐水圧4,500mm 透湿性25,000g/m2・24h(B-1法)、通気性に至っては従来品の約50倍を実現。

また、テント自体は完全自立しますので居住性や快適さはダブルウォールのテントと同等です。

少しでも軽量化を図りたいが、テントとしての快適な居住空間は確保したい。その結果、本体重量が約1,100g、本当は1kgを切りたかったのですが、これ以上、ポールを捕捉することも、メッシュを省くことも生地を薄くすることも、テントとしての快適な居住空間を維持できなくなってしまう。軽さと使い勝手、それに快適性のギリギリのせめぎ合いを実現したテントがVB-12Zです。

アマゾン

ダンロップ VS12

  • ダブルウォール
  • 定員:1人
  • ‎総重量:1,770g
  • 原産国:日本

生地が丈夫で吊り下げ式、グランドシートを別に用意する必要がありません。長く使うことが出来ます。

ビッグアグネス フライクリーク HV UL1

  • ダブルウォール
  • 定員:1人
  • ‎総重量:900g
  • 原産国:日本

元祖ULテント「フライクリーク」のバイクパッキングモデル。

自転車のハンドルバー、サドルバック、バニエバックに積載しやすいようにポールの収納サイズが短く設計されています。 また収納ケースは3本のコンプレッションベルトが標準で付き、素材も外付け時を考慮して通常の軽量スタッフサックから丈夫なリップストップ素材。

更にはヘルメットを乾かしながら保管するためのウェイビングテープ、通常よりも大きな収納用の室内メッシュポケット、フライにもウェイビングテープがありウェアやグローブを乾かしたりできるバイクパック特別仕様です。

アマゾン

ビッグアグネス シーバー2

  • ダブルウォール
  • 定員:2人
  • ‎総重量:1,810g
  • 原産国:日本

シーバーはエントリーユーザーにおススメしたいテントです。
設営方法はビギナーも簡単に組み立てられる完全自立式。
天井はポールを1つ追加して開放感を提供。さらに素材を見直すことで実現した高いコストパフォーマンスが魅力です。
3シーズン対応で、インナーテントのメッシュパネルは効率よく湿気を逃がします。

アマゾン

アライテント オニドーム1

  • ダブルウォール
  • 定員:1人
  • ‎総重量:1,290g

オニドームはグランドシートの形状とフレームラインを今までにない視点から設計した、新しい構造のテントです。

オニドームはペグダウンできない場合でも使える前室付で、居住性と使いやすさを最優先して作られた軽量モデルのテントです。

オニドームの名前の由来となった、前室を作るための2つの「つの」状の張り出し部分と、ユニークな台形のフォルムは従来のテントにはない余裕のユーティリティスペースをもたらします。

フレームは2本だけなのでドマドームよりも軽量です。

出展:アマゾン

アライテント エアライズ1

  • ダブルウォール
  • 定員:2人
  • ‎総重量:1,700g

エアライズシリーズは東レ『ファリーロ』中空糸を本体に使用して軽量化し、3シーズンをベースにして、豊富なオプションを利用することで、4シーズンあらゆる状況の下で快適に過ごすことができるように設計されたコンパクトでシステマチックなテントです。
フライはオレンジとグリーンがあります。

出展:アマゾン

finetrack カミナドーム1

  • ダブルウォール
  • 定員:1人
  • ‎総重量:1,320g

これまで蓄積してきたノウハウと日本の最先端の繊維技術をフルに活かした、フルスペック、4シーズン対応の山岳テントです。優れた強度と耐久性、広く快適な居住空間を兼ね備えたストレスフリー仕様でありながら、群を抜くコンパクト性と最高レベルの軽量性を実現。

「日本の山岳環境で思う存分に使い倒せるテントが欲しい」。そう切望したfinetrackならではのアプローチです。

居住スペースの広さと、コンパクトな収納サイズとのギャップの大きさも「カミナ」の特長です。

本体は片手でラクにつかめる大きさ。クックウエアやスキーシールと同等の容積でバックパックの中へ収まり、その存在感のなさに拍子抜けするほどです。

出展:Amazon

finetrack ツエルト2ロング

  • シングルウォール
  • 定員:1人
  • ポリウレタン防水透湿コーティング
  • ‎総重量:640g
  • 原産国:日本

簡易テントとしての機能も備え、横幅が220cmと居住性も高いため、テント代わりとしても積極的に使えます。

1gでも軽くしたいUL志向の方にもおすすめです。ツエルトとして十分な耐水圧を備えながら、不快な結露を軽減する優れた透湿性を備えます。
ダイニーマテープを用いたfinetrack独自のテンションスリング システムを採用しているため、しっかりとテンションを掛けて張ることができ、広い居住空間を確保することができます。
※縫い目部分の目止めは行っておりません。
縫い目部分を目止めすることで、防水性を向上させることができます。
※張り綱・ポール・ペグは付属していません。
・2~3人用サイズ・入口は2箇所(入口のファスナーは両サイドともフルオープン可能)
・フラップ式のフロアー付き(フラップ有、開閉可)
・居住空間を広げることができるサイドリフター付き
・タープのように張ることも可能
・ベンチレーションは2箇所・必要十分な耐水圧1000mm(初期値)
・結露を軽減する透湿性8000g/m2
・24h(A-1法)・しっかりテンションを掛けられるテンションスリングRシステム
・超軽量コンパクトな340g(袋込み)
【重量】340g
【素材】15dリップストップナイロン100%(ポリウレタン防水透湿コーティング)
【原産国】日本
【注釈】奥行220(天頂部170cm) X 間口100 X 高さ95cm(収納時:10 X 5 X 19cm)

出展:Amazon

アライテント ビバークツェルト2ロング

  • 定員:3人
  • ナイロン
  • ‎総重量:395g

へリテイジ クロスオーバードーム

  • ‎総重量:640g
登山用のテントは、キャンプ用と違って、重さと快適性を天秤にかける部分が大きいです。
軽ければ軽いほうが、行動が楽になりますが、より軽いシングルウォールを選べば、テント内の広さや結露との戦いになり、快適性が損なわれます。

自分の登山のテーマと体力を考えて、テントを選ぶと失敗しませんよ。
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