Designed by macrovector / Freepik
登山をしたことがない全くの初心者だと、なにをそろえればいいか分からないと思います。
登山のギアやグッズ(ガジェット)は、命が直接かかるため高価なので多く余計迷うと思います。
1回しか使わないかもしれないからとケチると楽しい登山にならなかったり、最悪命に関わる事態になることもあるので注意が必要です。
もしも1回で山登りをやめたとしても、災害時の「非常持ち出しグッズ」にそのまま移行できるので無駄にはなりませんよ。
僕は登山歴数年でベテランではないですけど、僕が道具を揃えた経験を踏まえて最低限必要な装備を紹介します。
シューズ・登山靴
なにはともあれ、「登山用の靴」は必要です。
よくあるのが、「初めてで続くか分からないので、持ち合わせのスニーカーで登る」というもの。
スニーカーは、スポーツ万能のような気がしますが、山では使えません。
まず、靴底が柔らかいので、ゴツゴツした岩場やデコボコした悪路では歩き難く、
ソールの溝も浅くぬかるんだ場所や斜面ではズルズル滑って歩けません。
靴のカップも浅いと、足を「ひねった」時にねん挫してしまします。
登山靴はハイカットになっているので、足首をひねっても怪我に繋がることが少なくなります。
トレランシューズは、山を走るための靴なのでもちろん登山には大丈夫です。
しかしながら残念なことに、雪が降ったり、登山道が凍りつくような場所では、
足先が冷たかったり、アイゼン(後付けの金属製のスパイク)が装着できないので、滑って登れません。
冬の山に挑戦する場合は、登山靴を別に用意する必要があるので注意しましょう。
初心者こそ、靴は揃えましょう。
カッパ・レインウェア
雨を甘くみてカッパを揃えない人は少なからずいますが、カッパは必需品です。
登山中にいきなり雲行きが悪くなることは、山ではよくあることです。
そしてカッパがなくて、濡れた体で遭難でもすれば低体温で死にます。
それにカッパは、ウインドブレーカーの代わりにもなるので、風が吹いて寒くなったときや、
トラブル発生で下山が遅くなり、ビバークすることにでもなれば、体温の奪われないように、
持ち合わせている服を全部着て、最後にカッパを羽織れば安心です。
カッパを選ぶポイントは、「ゴアテックス」のような
「防水透湿性のある生地」を使っているものが、蒸れずに快適に行動できます。
アンダーウエア・下着
アンダーウエア・下着はなんでもいいような気がしますが、
綿の下着は汗を吸いますが、乾き難く山頂などで休憩すると汗が引くと、
同時に濡れた下着によって汗冷えで体が冷えきってしまいます。
ひどいと寒くて我慢できなくなります。
男性ならその場で下着を着替えられますが、誰もいないならいいですが女性では難しいでしょう。
登山用の下着は、速乾性能が高いので「汗冷え」することがないので隠れた必需品です。
登山用のアンダーウェアは、あまりに快適なので、汗をかく仕事や看護師さんなどの夜勤で走りまわる仕事でももってこいの下着です。
登山は重ね着(レイヤリング)が基本ですが、素肌の次のベースには「登山用のアンダーウェア」がベストです。
ヘッドライト
日帰り登山では必要ないようですが、トラブルで下山が遅くなると山の日没は早いので、
ライトがないと行動できなくなります。
しかもヘッドライトでないと両手が使えなくなるので、必ず携帯しましょう。
リュックサック
リュックサックは、最初に揃えるようなもののような気がしますが、
必需品のなかでも揃える順番でいえば最後でいいと思います。
リュックサックを選ぶポイントは、「容量とサイズ」です。
日帰り登山中心なら容量30リットルあれば大丈夫です。
初めてみると大きいように思いますけど、荷物が少なくてもベルトを絞れば使えます。大は小を兼ねます。
ちなみにテントで宿泊するのは30リットルでは小さいです。
サイズは体の大きさによって洋服のように「S・M・L」等で分かれているので、
出来れば専門ショップで測定してもらって、実際背負って選ぶのがベストです。
登山用のリュックは、背中の蒸れがないように設計されていたり、
体にフィットするようになっているので、見た目とは裏腹に非常に動きやすくなっています。
祖母山系行縢山(むかばきやま)登山概要:登山日記 | 登山での道迷い対策は「地形図アプリ」で解消!おすすめアプリとモバイルバッテリーまとめ |