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モンベルのウエイディングシューズのレビューと特徴!その他おすすめウェーディングシューズ紹介。

更新日 : 2024/08/22
ウェーディングシューズイメージ
フライフィッシングで川歩きする際のウェーディングシューズがボロボロになったので、安全を考慮して買い替えることにしました。
初めてのラバーソールでのウェーディング体験です。
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目 次

これまでのウェーディングシューズ

昨年2020年は、コロナと個人的諸事情で1度しか渓流にでかけなかったので、新しいシューズ購入も必要に迫られていなかったのですが、今年は去年の分も遊んでやろうと、野に川に足を運んでいるわけで、自然とウェーディングシューズの買い替えが必要になりました。

今シーズン2ヶ月たらずで数えきれないほどの転倒、滑落、水没で全身傷だらけアザまみれ。
ウェーディングシューズの靴底のフェルトはまだ残っているのですが、全体的に靴を縫っている糸が切れて崩壊し踏ん張りが効かず、危険極まりない状態になっていました。

ウェーディングシューズイメージ

ちなみに今回天寿を全うしてお払い箱になったシューズは、リバレイの12,000円クラスで、実質3シーズンがんばってくれました。

リバレイのウェーディングシューズは、同じ価格帯のモデルをいつも買っていてこれで3足目。
あ~、一度リトルプレゼンツのWDシューズに浮気したこともあった。。。

思い起こせばリトルプレゼンツは軽くて安くて良かったのですが。。。横幅が僕には微妙に狭くて履いてるうちにだんだんと親指が痛くなり、最終的には歩行困難になったので、まだまだ履けましたが戦力外通告した経緯があります。

そう、僕は日本人にありがちな足の幅が広い人間なのです。EEEEくらいですな。笑

でもってリバレイが最高って訳ではないのですが、たまたま安くて自分の足の幅を許容してくれサイズで悩まなくて良かったので、きまって購入していたわけです。

難点は、リバレイは横幅も広くてはきやすいんですが、水を含むとちょっと重い。長時間の川歩きで疲れるんであります。

まぁ〜それでも、いろんなブランドのシューズをためし履きができるショップも近くにはないので、今回もいつものリバレイだな〜っと思いポチっとしようとしたのです。。。

が、ふと思い出しました。
登山ギアでいつもお世話になっている「モンベル」です。モンベル の「ウエイディングシューズ」です。

疲れないウェーディングシューズ選び

ウェーディングシューズイメージ

横幅問題はちょっと置いといて、
これまでソールはフェルト一択だったのですが、ゴムのソール・ラバーソールの方が水を含まないから軽くて疲れないんじゃないのか!?それに意外と滑らない!?

という疑問が浮かび、膨らみ、大きくなったのであります。

そもそもモンベルは、ゴム底・ラバーソールの沢登りの靴を発売していて同じゴム底仕様だし、どこぞの国ではフェルトソールは生態系を破壊するとのことで禁止というのも聞いたことあるし。。。

僕の釣行先は源流が半分以上、しかもこの靴、縫製に糸を使ってないから糸が切れて崩壊することがないじゃん。。。いいかも。

ってことで、思い切ってポチッと先を変更。

もちろんサイズは1サイズ大きめを注文。

ネオプレーンソックスを想定したサイズ設定でらしいのでジャストでもいいらしいのですが、一応足の横幅広い族なのであえて大きめ購入です。価格もSIMMSとか洋物のそれに比べれば安くて、初めてのラバーソールウェーディングシューズとしては、税込み送料込み14,080円でお手ごろです。

モンベルのウエイディングシューズのレビュー

ウェーディングシューズイメージ

数日後に届いて早速実釣へ投入。

まず、サイズ感はメッシュ素材で伸び縮みして開口部が大きく履きやすくて好印象。

普段のスニーカーサイズは27センチか27.5センチ、で購入したサイズは28センチ。前後に余裕があって幅もキツくなくていい感じです。(ちなみに僕の足の実寸は長さ:25センチ,足の幅:11センチ,足の周囲:26センチ)

そして軽い。(水を含んでもそこまで重くなりません。水切れがいい)

肝心のグリップ力ですが、花崗岩の乾いた岩は得意。(もちろん砂を噛んだら滑ります)
苦手なのはぬるぬる苔のついた岩は苦手。

でも、まー、フェルトには負けますが合格のレベルです。
心配な場合はウェーディングスタッフ(杖)があるといいと思います。

川べりを移動や脱渓の際の落ち葉の上の歩行は、ずるずるのフェルトと比べれば雲泥の差で地面を捕まえて滑りません。

若干気になる点は、サイドのメッシュ生地が薄いので、岩に足が挟まると足の甲や横が痛いことがあります。

ただ水切れは良いので乾きは早いです。
結果総合的にモンベルのウエイディングシューズは、なかなかおすすめのウェーディングシューズです。

フェルトソールで高巻きをするならチェーンスパイクアイゼン

モンベルのラバーソールの話からはそれますが、フェルトソールのウェイディングシューズと併せて使うと安全なギアがあるので紹介します。

フェルトソールはヌメリのある場所には非常に有効ですが、高巻きで土の斜面や落ち葉の上を歩くには不向きです。というか危険です。

そんなときは、冬の登山で活躍するチェーンアイゼンを活用すると滑らずに歩くことができます。

いま使っている靴の上からゴムを伸ばして装着するので、大概の靴には取り付けられ、お値段も安いのでおすすめです。

Unigear アイゼン18本爪 ステンレス製 スノースパイク チェーンスパイク

モンベルのウエイディングシューズを1シーズン使ってみた感想

1シーズン使ってみた印象は、やっぱりラバーソールは、ヌルヌルの苔があるような河川で滑ります。

何度も転倒しましたし、滑るんじゃないかという不安を持ちながら進むので、神経を使うし、実際、足も多少緊張感をもって踏ん張るので、変なところが疲れます。

水切れがいいように靴自体が薄い作りなので、岩に足が挟まると、足の横や甲の部分が非常に痛い。耐久性も数シーズンで破けんじゃないかという不安もあります。

川歩きに慣れてない方は、フェルト底で、靴自体が重くても頑丈な作りで足を保護してくれるモノが良いかもしれません。

モンベルのウエイディングシューズを2シーズン使ってみた感想

2シーズン経過:生地が摩耗してきた。

やっぱりですが、源流部には強くて本流のヌルがあるポイント遡行ではすべります。
滑るので、太ももの普段使わない筋肉を使うようで筋肉痛になりました。笑

それとだんだんサイド部分にあるメッシュの部分が毛羽立ってきて、近いうちに破れそうです。

生地自体が全体的に薄いので軽くて良いのですが、その分足が岩に挟まると衝撃がダイレクトなのでかなり痛いです。

3シーズン目の1ヶ月

3年目の4月に、バックリ左のトウの内側のソールが剥がれていました。

ワンシーズンに月に5日間くらいの使用なんですが、剥がれていました。

ちょっと早いかなぁ〜なんて印象なんですが…。

定番のG17ボンドで圧着して問題なく使えるようになりましたが、シーズンの最初には加水分解でソールが剥がれる可能性があるので、釣行前にはチェックをお忘れなく!

おすすめのウェーディングシューズ

僕は今回、モンベルの軽いゴム底・ラバーソールシューズを試してみたのですが、このモンベルのほかにもおすすめのウェーディングシューズはたくさんあるので、以下にまとめておきたいと思います。

Simms フリーストーン ウェーディングブーツ ゴム底ブーツ ラバーつま先キャップ 

ぬるのある川でも安心して歩くことができ、世界中で評価されているシューズです。クッション性の高いミッドソールとネオプレンのライニングで快適です。ワンランク上のウェーディングシューズといえます。

[キャラバン] 渓流 KR-3XR 0035021 660ブルー

登攀性能を重視したラバーソール、グリップ力をいちだんと高めたヴィブラムイドログリップです。
つま先部分にクライミングゾーンも設けているので、アプローチから沢登り、岩登りまで、これ一足で幅広く対応します。

アッパーは、軽くて乾きやすいメッシュポリエステル生地に合成皮革とラバーラウンドで補強。足首まわりやベロ部には3Dメッシュ素材を使い、柔らかな履き心地になっています。

KORKERS(コーカース) Korkers Devil’s Canyon 

Devil’s Canyon ウェーディングブーツは信じられないほど軽量でグローブのようにフィットし、アスレチックで機敏なパフォーマンスを実現します。
OmniTrax 3.0交換ソールシステムが特徴のこのブーツには2つのアクセサリーアウトソールが付属しており、あらゆる釣地形にトラクションを適応させることができます。
M2 BOAレーシングシステムで、素早く着脱でき、カスタムフィットできます。
このブーツの快適さを加えることは、独自のネオプレン ストレッチ カフで、アスレチックフィットを提供します。
疎水性のアッパー素材は、ゴム引きの耐摩耗合成素材製品などの強化ミッドソールとともに耐久性を向上し、トリップステッチアッパーをくぼみ、成形ラバーつま先キャップとステッチを減らします。
このブーツライトを水中に保つことは、大きな横方向の排水口と内部ミッドソールの排水溝を備えた一体型排水システムのおかげで簡単に行えます。

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KORKERS(コーカース) Korkers GreenBack(FELT) グリーンバッグ フェルト

Fox Fire(フォックスファイヤー) コンターラインウェーディングシューズ 502367508547 オレンジ

オレンジがあざやかです。渋谷直人さんも愛用のモデルです。

Foxfire(フォックスファイヤー) ストーンクリーパーF WDシューズ

リバレイ RV ウェーディングシューズ2 FS グレー

高い排水性と剛性を実現
●高い排水性と剛性を実現
●厚手の靴下に対応する幅広のオリジナル足型を作成。
●靴底から素早く排水するドレインソール、つま先、踵を保護する一体型ラバーアウトソール。
●クッション性の高い強化EVAをミッドソールに採用。※ストッキングウェーダー着用サイズ

アマゾン

リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) ライトウエイトWDシューズ

最高のコストパフォーマンスで人気のモデルですね。

リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) ミッドストリームWDシューズ II ラバーソール(幅広タイプ) 

ダイワ DAIWA ウェーディングシューズ(フェルトソール)

Pazdesign(パズデザイン) ライトウェイトウェーディングシューズⅥ(FE)/LIGHT WEIGHT WADING SHOES Ⅵ(FE) オリーブ

[シマノ] ウェーディングシューズ カットピンフェルト

耐久、屈曲、水抜けを考慮したウェーディングシューズ。
日本の河川で十分にテストされた優れもの。

大き目のソールで安定感UP。ソールはサイドまで入ったカットで屈曲性も優れています。
シューズサイドのラバーが指をしっかりガード。
シャキッとしたアッパーで脱ぎ履きが容易。
水抜きしやすく砂利が入りにくい足裏排水。

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まとめ

渓流釣り一言に言っても、本流から支流・枝沢・源流と微妙にフィールドの特性が違います。
そんな多種なフィールドで、すべてを100%カバーできるウェイディングシューズなんてそもそもあるわけないのですから、 自分の主戦場に合わせてシューズやギアを選ぶのがベストです。

流れが緩やかでヌメリがある岩が多い場所は「フェルトソール」さらに高巻き用にチェーンアイゼン。
山岳渓流のような大きな花崗岩が多い場所はラバーソール。

と使い分けて自分安全は足元から確実にホールドしましょう。

Jackeryのポータブル電源

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