
ホームページやブログを始めようとしたときに、「WordPress/ワードプレス」って聞いていったいなんなのか、疑問に思ったことはないでしょうか?
ワードプレスは、非常に人気のあるホームページの更新を手助けしてくれるプログラムなのですが、初めての方に分かりやすく説明したいと思います。
Webと印刷物のデザインを仕事にして20年以上、ワードプレス歴10年以上の僕が分かりやすくご説明します。
ちなみに、このサイトは自作のWordPressオリジナルサイトです。
目 次
WordPressとは?
WordPress/ワードプレスとは、ホームページを簡単に更新するための無料のプログラムです。
一般的なホームページでは、作成アプリ等を使って作ったデータをFTPという通信規格の専用ソフトで、WEBサーバーにアップロードすることで公開しますが、
WordPressを使用すると、ホームページを閲覧しているブラウザ(インターネットエクスプローラーやSafari)の画面上で編集して更新することができます。
煩雑で多少専門知識がないとできない更新作業が、簡単にできるようになります。
このようなWordPress/ワードプレス更新システムのことを「コンテンツマネージメントシステム」といいます。
頭文字をとってCMSといいます。
一般的にCMSは、入力内容をプログラムが自動的に更新してくれるので「動的サイト」と呼ばれることがあり、
またそれに対してCMSを使ってない従来のホームページを「静的サイト」と呼ぶことがあります。
WordPress普及率
初心者の方の中には、苦労して覚えても流行りが終わったら、知識が無駄になるんじゃないか!?
なんて考える方もいるのではないでしょうか。
僕も10年以上前になりますがそんなことを考えていました。
当時は過渡期ということもあり、他にも伸びそうな「CMS」があって迷ったのですが、
WordPressは無料で導入できて、世界中にユーザーが多くいるところに伸び代を感じて勉強を始めました。
その後すごい勢いで、CMSのシェアを独占したWordPressは世界中でスタンダードなホームページの管理システムになりましたが、日々進化しているので今後もその地位は揺るぎないものと思います。
CMSシェアランキング
2020年5月時点の世界におけるCMSシェアランキング ()カッコ内は非CMSも合わせた全体のうちのシェア
順位 | CMS |
---|---|
1 | WordPress 63.4%(36.6%) |
2 | Joomla 4.1%(2.4%) |
3 | Drupal 2.7%(1.6%) |
4 | Squaresspace 2.5%(1.4%) |
5 | Wix 2.3% (1.3%) |
w3techs https://w3techs.com/technologies/overview/content_managementより引用
世界中にあまたあるCMSですが、上記からも分かる通りWordPressの普及率は、世界中で約63%、非CMS静的サイトも含めたWEB全体で35%で圧倒的普及率です。
WordPressを導入したホームページの管理は、もはやグローバルスタンダード(世界標準)と言えます。
これからホームページ制作を勉強しようと思っている人は、HTMLやCSSを勉強した後にはなりますが、迷いなくWordPressを覚えて損はないシステムです。
WordPressで作成できるホームページ
WordPressはブログのツールとして有名な一面がありますが、WordPressは企業サイトでの導入も一般的です。
WordPressは、テンプレートを変更するだけでデザインを変更することができますし、
プラグインと呼ばれる機能追加プログラムをインストールだけで、ホームページの機能を拡張することができます。
テンプレートは、ネット上にたくさんある無料・有料のテンプレートデザインをインストールするか、
ホームページ作成の知識がある人は、既存テンプレートをカスタマイズしたり、
オリジナルで作成したり、
既存の静的ホームページをWordPress化することもできます。
広告を表示して収益化を念頭に置いたサイトの場合は、自由度の高くSEOにも強いWordPressはお勧めです。
また、収益化に特化したブログテンプレートもあるのでスキルがない場合は、有料ですが導入もアリです。
- コーポレート企業店舗サイト
- ショッピングサイト
- 会員サイト
- ブログサイト
無料ブログとWordPressの違い。
ブログサイトを始めたいと思った時にまず思い浮かぶのは、「無料ブログサービス」の利用ではないしょうか?
自分の趣味や日記、記録を書き込む為だけの利用でしたら費用もかからないので、
「無料ブログサービス」をお勧めしますが、
自由にデザインや機能をカスタマイズしたいとか、広告を掲載してお小遣いを稼ぎたいと考えるなら「無料ブログサービス」はお勧めできません。
また、無料ブログサービスは、運営側の都合でサービス終了することがあります。
最近では、Yahoo!ブログがサービス終了しました。
無料ブログサービス | ワードプレス | |
---|---|---|
費用 | 無料 | サーバー代が必要 |
作成知識 | 不要 | 多少必要あったほうが便利 |
編集 | 簡単 | 簡単 |
更新 | 簡単 | 簡単 |
デザイン | 用意されたものだけ | 自由 |
収益化 | 不可の場合が多い | 問題なし |
将来性 | サービスが終了することがある | 問題なし |
SEO | 普通 | 高い |
WordPressの導入
WordPressを動かすにはWebサーバーが必要です。
Webサーバーとは、ホームページを公開するためのデータの置き場所です。
ブラウザからリクエストがあると、サーバーがデータをブラウザに提供し表示することができます。
Webサーバーについて
レンタル(共用)Webサーバーは、マンションに例ることで分かりやすく理解することができます。
では、ホームページ閲覧の流れをマンションに例えてみます。
サーバーを借りるということは、「マンションの個室を借りる」ことです。(ホームページのデータを保管)
その個室の「住所(URLアドレス)」に、住所録(検索エンジン Google等)で調べて閲覧者は訪ねてくる(アクセス)という構図です。
住所をわかりやすい言葉に置き換えたのが、「ドメイン」(○○○.com等)です。
レンタルサーバーは年間、5,000円〜15,000円程度用意できます。

このWebサーバーは一般的に、レンタルサーバー会社でレンタルして準備するのが一般的です。
(レンタル後、WordPressをインストールしてホームページを作成・公開します。)
WordPressのインストールは、「PHP」「MySQL」といったプログラムやデータベースがインストールされたWebサーバー(レンタル際に確認が必要です。)で行います。
具体的には、Webサーバーの用意が出来たら、
Webサーバーにデータベースの作成初期設定を行い、WordPressを公式サイトからダウンロードして、Webサーバーにアップロード。
WordPressにホームページや作成しておいたデータベースの情報をブラウザで入力等して、初期設定を行いインストールを完了します。
WordPressクイックインストール
なんだかこう聞かされると、初心者には非常にハードル高い作業に感じるかもしれませんがご安心ください。
人気のレンタルサーバーには、クイックインストールといってボタンを数回クリックするだけで、自動的にインストールしてくれるサービスが準備されているので、
初めてWordPressを使う場合もクイックインストール機能が付属したレンタルサーバーにすれば安心です。
ちなみに上級者になってくると、
インターネットでの作業を開始する前に、サーバーを自分のパソコンの中に仮想空間として準備して、
WordPressをある程度デザイン等作り上げてから、
実際に使用するWebサーバーにアップロードしてインターネットに公開する流れを取ることがおおくなります。

ドメインとは?
ドメインとは、インターネット上の住所です。
実際には、サーバーの場所を特定しているのはIPアドレスと言って「123.456.789.012」といった数列のグループなのですが、これでは覚えにくくて、どのホームページなのか特定ができません。
そこで英数字や日本語をつかって名前(ドメイン)をつけ分かり易くしています。
これをDNS(ドメインネームシステム)システムといいます。
レンタルサーバーを借りると自動的にレンタルサーバー会社から、任意のドメインが発行されるので、独自のドメインをわざわざ取得しなくてもホームページ自体は公開できます。
しかしながら、独自ドメインを取得する方がホームページの信頼度が高くSEO(Search Engine Organization Google等で検索したときに上位になるようにすること)的に優位ですし、
またユーザーにホームページを覚えてもらいやすい利点もあります。
ドメインの維持費は、年間で数千円で済みますのでレンタルサーバー借りるならセットで取得をお薦めします。
例えば、契約しようとしている保険会社がドメインを取得していなく、レンタルサーバー会社が自動的に付与されたアドレスだったら、経営状態は大丈夫なのか不安になるのではないでしょうか。

上記のオレンジの部分をオリジナルの文字列で申請することができます。
ドメインは、「レンタルサーバー」をレンタルする会社で取り扱ってるので、一緒に申し込むことできますし設定も簡単にできます。
WordPressのデザイン
WordPressは、デザインテンプレートといってデザインのひな形を指定することで、
ホームページ全体にデザインを反映させることができます。
このテンプレートは、無料・有料でネット上に公開されています。
おすすめテーマ(有料・無料)
- SEO対策ブログテンプレート有料
- 【THE THOR(ザ・トール)】
- WordPressテーマ「スワロー」
- WordPressテーマ「STORK19」
- WordPressテーマ「ストーク」
- WordPressテーマ「ハミングバード」
- WordPressテーマ「アルバトロス」
- OPENCAGE(オープンケージ)
- ブログテンプレート無料
- YUUTA
- Baskerville
- Boardwalk
- Hueman
- Riba Lite
- Bulan
- コーポレートサイト
- Sydney
- Business
- West
WordPressデザインのカスタマイズ

HTML・CSS・JavaScript・PHPの知識がある人は簡単にカスタマイズすることができます。
HTMLの知識がなくても、入力補助機能がしっかりしているので、更新作業をおこなうことはできますが、
知識があったほうが表現自由度が広がります。
いずれは自分でオリジナルのテンプレートを作ってみたいとか、
仕事としてWebに関わっていきたいと考えている方は、最低でもHTMLとCSS習得は必須です。
プロになりたいとか、転職や副業を考えるなら独学でも問題ありませんが、きちんとしたスキルを習得したい場合はスクールをお勧めします。
ちなみに僕は、この業界に入るのに「デジタルハリウッド」っていうWEBとグラフィックデザインのスクールに通いました。
WordPressメリット・デメリット
- 使用料金無料
- 自由にカスタマイズできる
- プラグインで機能追加が簡単にできる
- HTMLの知識がなくても更新できる
- ユーザーが多いのでトラブル時に情報が多い
- デザインをテンプレートを変更するだけ変えることできる
- ブログ以外に、ショッピングサイト,企業サイト,会員サイト等作成できる
- 使用料金無料
- サーバーを有料で準備必要がある
- カスタマイズするのにある程度スキルが必要
- カスタマーセンター等のようなサポートはない
WordPressまとめ
ワードプレスは、コーポーレートサイトやブログサイトを作成・管理する際には非常に便利なシステムです。
サーバーレンタルには月に500円から数千円費用が必要になりますが、
無料でプログラムシステムをダウンロードできるので導入しやすく、
テンプレートも豊富なので、デザイン作成のスキルがなくても問題ありません。
インストールに多少知識が必要になるので、ワードプレスをクイックインストールしてくれるサービス付きのレンタルサーバー(エックスサーバーやさくらインターネット)を借りれば、簡単にインストールできてすぐにホームページを公開することができます。


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